はじめての上高地キャンプ その3
今日で、上高地での楽しい3日間は終了です。
1日目、2日目の記事はこちらです。
3日目のプラン
2日目は梓川上流に向かって歩いたので、3日目は、下流に向かって散策するプランにしました。
3日目の行動プランです。
6:30 起床、朝ごはんと準備
7:00 出発
7:30 ウェストン碑
8:15 大正池
9:00 田代池
9:45 小梨平キャンプ場に戻り、荷物をまとめてバスターミナルへ
10:30 さわんど大橋駐車場到着
ざっとこんなプランです。
その後、安曇野でお昼ご飯を食べて、なんとそこから立山の黒部ダムに行きました。
東京方面に帰るのに、さらに遠ざかりました。
次の日も休みだったのもありますが、帰りたくない気持ちが強かったのかもしれません。(笑)
さすがに帰宅したときは、へとへとでした。
ずっと運転してくれた主人に感謝です。
ウェストン碑
さて、簡単な朝ごはんを済ませて、出発です。
前日のような雨は降らない予報でしたが、太陽が出たり入ったり、雲の多いお天気です。
河童橋からウェストン碑までは約20分。
ウェストンさんは、イギリスの宣教師であり、登山家でもありました。
「楽しみの登山」を日本に広めた上、上高地をはじめ、日本の山の素晴しさを世界中に紹介してくれた人らしいです。
恥ずかしながら、上高地のここに来るまで知りませんでした。
この方がいなければ、日本で登山がここまで一般的に楽しまれるものになっていなかったかもしれないし、この素晴しい上高地が、ここまで世界の人に知られていなかったかも?しれないです。
ウェストンさんありがとうと思いながら、ウェストン碑を見つめます。(笑)
優しそうなおじさんです。
川、綺麗です。下に草が生えています。
大正池に向かいましょう。
大正池
整備されていてとても歩きやすいです。
途中からは木道です。こういう道って楽しいですよね。
Goproで撮影
途中クマ出没注意の看板がありました。
観光客も多いので、大丈夫なはずですが、なんだかクマが出そうな雰囲気で怖かったです。
大正池は焼岳の大噴火の爆発で、梓川をせき止め、突然あわられた池です。
晴れていれば、水面が鏡面のように、雄大な穂高の姿を映すようですが、またまたあいにくの曇り空。
少し霧もでていました。
大正池は、「魔の池」と表現されることがあり、
まさにその不気味な雰囲気が「魔の池」のようでした。
ほかにも人が何人かいましたが、もし誰もいなかったらとても怖かったと思います。
次回は晴れているときに美しい大正池を見てみたいですが、
この不気味な感じが、これぞ大正池なのかもしれません。
ちなみに・・・焼岳は、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山です。
初心者でも比較的上りやすく日帰り登山も可能な山のようです。
次回は涸沢ヒュッテまで!と思っていましたが、焼岳日帰り登山もよさそうです。
活火山なので、随時チェックは必要ですね。
田代池
田代池は、あのウェストンさんが最も愛した池であり、
上高地と別れる日、最後に田代池を見て、名残惜しく去られたようです。
こちらも焼岳の噴火でできた浅い池で、周りは湿原になっています。
田代池についたときには、太陽が出てくれたので美しい水面をみることができました。
川の透明度もすごいです。
周りは湿原なので、様々な植物や花も咲いていて、とても綺麗な池でした。
さわんど大橋駐車場へ
小梨平キャンプ場に戻り、荷物をまとめてバスターミナルに向かいます。
帰りたくない!まだ上高地にいたい!と名残惜しい気持ちでいっぱいでした。
ウェストンさんも同じ気持ちだったと思います。
バスターミナルからさわんど大橋駐車場までの途中には、上高地帝国ホテルがあります。
宿泊をしていなくても、レストランであの有名な帝国ホテルのカレーが食べられます。
食べたかったのですが、リュックサックにテント用品の大荷物、
スニーカーに帽子とういうかなりアウトドアな服装でしたので、やめておきました。場所的に大丈夫だとは思いますが、なんとなく気兼ねしました。(笑)
順調にさわんど大橋バスターミナルに到着し、マイカーに戻ります。
カニちゃんの、2泊3日上高地プランはこんなかんじでした。
少しでも参考になれば幸いです。
上高地は、人生で一回は行ったほうがいいと自信をもってオススメできる場所です!
カニちゃんはわりとアクティブに動きましたが、ただのんびり過ごすことももちろんできます。
また、それぞれの観光スポット周辺には、宿泊施設なども充実していているので、河童橋だけではなく、どこの場所を拠点にするか、どこの宿に泊まりたいかで決めることもできますね。
次回は帰りに行った、安曇野と立山黒部ダムについて書こうと思います。
よろしくお願いします。